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デジタルエンジニアリングコラム

2025/02/28 3DCAD 3Dデータ活用

SOLIDWORKS コンフィギュレーションを活用した効率的な3D CADモデリング手法①

皆さんは、SOLIDWORKSのコンフィギュレーションをご存知ですか?

コンフィギュレーションとは1つのファイルの中で異なる形状のモデルを管理できる機能です。
現在のものづくりでは多品種少量生産が一般化しています。
この機能を上手に活用する事で設計の効率化やデータ管理を簡素化する事ができます。

例えば下図の2つの歯車諸元はほぼ同じですが、歯のねじれている方向が左か右かの違いがあります。
2つのモデルを2ファイルで管理するよりも、形状が少し違うだけなら1ファイルで管理した方が、設計変更の作業負担が軽減されます。

Solidworks3_1

コンフィギュレーションは部品単品での異なる寸法、フィーチャーの有無、マテリアルの変更などの管理だけではありません。
アセンブリの中でもパーツの位置や角度のような組付け状態を切り替える事も可能です。
これにより、製品の動作検証や、異なる組付け状態を効率よくシミュレーションできます。

次回は図面作成時のメリットとコンフィギュレーションを活用する上での注意点についてお話したいと思います。
SOLIDWORKSで、コンフィギュレーションを使った設計の効率化に興味のある方はぜひ一度弊社までご連絡ください。

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