COLUMN

デジタルエンジニアリングコラム

2019/02/19 リバースエンジニアリング

CAE解析におけるリバースエンジニアリングデータのつくり込みレベル

先回、リバースエンジニアリングで作成するデータのつくり込むレベルとその特徴を一部ご紹介しました。
今回は、そのレベルによって違いが明確に出てくる事例をご紹介します。

通常、設計が使用するCATIAで作成した設計3Dデータとリバースエンジニアリングデータのつくり込むレベル違いについて、それぞれCAE解析を実施し、その結果を比較してみました。

リバースエンジニアリングデータのつくり込むレベルを間違えてしまうと、設計の狙いとは違うCAE解析結果になってしまう事例です。

データをどこまでつくり込み、どういったデータにするのかは「ノウハウ」なので詳しくは記載できませんが、データ作成は最も得意とする分野の一つです。
本当に「細かい所も考えながら」作成する必要があります。

合わせ面⑧

図を見ていただくと分かるように、通常の設計で使用する3DデータのCAE解析結果に中央枠のリバースエンジニアリングデータの結果が最も近い事が分かると思います。

右端枠のリバースエンジニアリングデータのオートサーフェスモデルでは明らかに結果が異なっています。

オートサーフェスは「スキャンしたポリゴンデータを忠実に再現する面」です。
言い換えれば、スキャナの性能、スキャン後のポリゴン編集結果に左右されてしまいます。

ではオートサーフェスはCAE解析ができないのか?というと、全くそういうわけではありません。

オートサーフェスは「スキャンしたポリゴンデータを忠実に再現する面」で素晴らしい一面も持っています。
状況、場面、どういった解析をするのか、その使用目的をヒアリング/打合せさせていただき、都度、毎回違ったご提案をさせていただいております。

大切なのはスキャナの性能/性質を理解しており、スキャンで再現できない所はどこか?を熟知していないと求めるアウトプットとかけ離れてしまうという点です。
使用目的を考え、データのつくり込みをしていかなければなりません。

長年、自動車開発分野に従事してきた弊社であるからこそ分かる経験値がそこにはあります。
どのような事でもご相談していただければと思います。

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