2018/08/27 3Dスキャン・リバースエンジニアリング
空力性能向上の為、風洞実機試験での設計変更内容をリバースエンジニアリングにより3DCADデータ化、試作品製作した事例をご紹介します。
今回ご紹介するのは、以前に掲載したブログにも記載のあるヘルメットのフィン形状変更です。
※参考ブログはコチラ
風洞実験中に段ボールで簡易的に作成したフィン形状ですが、ヘルメットとASSY状態でスキャンしました。又、従来から取付いていたフィンを外したヘルメットのみをスキャンしました。
①:段ボールで作成したフィンのヘルメットASSYのスキャンしたSTLデータです。
②:従来から取付いているフィンを外したヘルメットのみのスキャンしたSTLデータです。
①、②のSTLデータをGeomagic Wrapで位置合わせを行いました。
③:従来から取付いているフィンを外した、位置合わせ後のヘルメットのみをオートサーフェス化しました。
位置合わせ後の①のSTLデータと③のオートサーフェスデータをGeomagic DesignXで取込み、③のデータを用いながら①の段ボール フィン形状を再現していきます。段ボール フィン形状はガムテープでヘルメットへ固定しているので、ヘルメットへのボルト取付け方法も考えながらしっかりと設計していきます。
ライダーの首への負担を少しでも軽減させる為、フィンの裏側に肉抜き形状を作成して軽量化を図りました。
新しくするフィンは、3Dプリンタ(ナイロン焼結)で作成し、その上からパールが入った塗装を施します。
指紋が写る程にきれいに出来上がっています。
ヘルメットにASSYしてみましたが、何の違和感もありません。3Dプリンタで作成したものとは全く分からないレベルです。
弊社では30年以上に渡って、開発・設計・解析・評価・試作品製作 分野における技術支援サービスをご提供させていただいております。この長年の経験値を元に、いわゆる「設計目線で」リバースエンジニアリングの技術サービスをご提供する事ができます。
作成するデータはお客様がそのデータを活用する場面場面を想定して、常に毎回違う内容で+αのアウトプットをさせていただいておりますので、どのような事でも何なりとご相談ください。
もちろん、福岡オフィスでもご依頼可能です。