COLUMN

デジタルエンジニアリングコラム

2020/02/10 リバースエンジニアリング

薄板部品へのCTスキャンの活用

先日、あるお客様から「電気系部品のコネクタ端子を3Dデータ化したい」とお話しがありました。

コネクタ端子は板厚がt0.2~t0.3と薄いので、弊社3Dスキャナの点間距離(分解能)では難しいのではないか?と考え、業務実施前に世の中にある既存品を使って本当に3Dスキャンできるのか?を試す事にしました。

◆対象ワーク: コネクタ端子
ctscan1 ctscan2

◆STLデータ(3Dスキャン)
ctscan3

高精度なATOS5でレンズを交換して頑張って撮像しました。
しかし、板厚の小口部分が欠損したり、フランジ形状が無かったりと3Dスキャンではやはり難しいとの判断に至りました。

弊社が加入している「3DST 一般社団法人 三次元スキャンテクノロジー協会」に相談した所、「頑張って撮像した方だね」との事でしたが「CTスキャンもやってみたら?」という事になりました。

◆STLデータ(CTスキャン)
ctscan4

すごく鮮明にスキャンできています。
CTスキャンをして初めて気が付いたのですが、なんと刻印があったのです!
目では決して見えなかったので、宝物を見つけたようで驚きました。
フランジ部分や打痕跡、折返し形状も再現できています。

ctscan5

万能な計測機はありません。今回の場合はCTスキャンが有効であると判断しました。

弊社ではCTスキャンも扱っておりますので、何なりとご相談いただければと思います。

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