COLUMN

デジタルエンジニアリングコラム

2019/04/01 リバースエンジニアリング

品質検査における事例

品質検査事例の一部をご紹介します。

1.現地調達化活動(略称:現調化活動)

国内拠点では国内で、海外拠点では現地で部品調達する事が主流です。
同一部品でも国内製造品と海外製造品ではその品質に差が出てくるのです。
そこで「国内製造品と海外製造品」との比較検査で活用します。

mono2

2.開発中品(試作品)と工場生産品(量産品)

開発中(試作品)には問題がなくても、正式に工場生産し始めた際に問題が発生する事が稀にあります。
要因はいくつか考えられますが、試作段階で製作したモノは工場生産と作り方が違うので、一般的に製品品質は高水準であることが挙げられます。
工場で生産する際は当然、大量生産をいきなり行うのではなく、「モノのつくり込み」を行った上で工場での生産を正式に開始しますので、そこで「開発中品(試作品)と工場生産品(量産品)」との比較検査で活用します。

morimori2

3.生産ライン工程を一部変更した場合の変更前と変更後

「モノのつくり込み段階途中」であったり、「スペック違いの部品(バリエーション)」が新たに設定されたり、その他の要因などで生産ライン工程を一部変更する場合があります。
こうした場合に、仮に元々の工程数から工程を変更したとします。
すると当然、各工程で変化があったわけですから、元々の品質に差が出てくるのです。
そこで「生産ライン工程を一部変更した場合の変更前と変更後」との比較検査で活用します。

manufacturing parts for car transmission

4.工場での量産化前段階での各工程のモノのつくり込みレベルの確認

製品が完成に至るまでに、仮に、工場内の工程数が10工程必要であるとします。
例えば3工程目での製品のつくり込みは狙い通りになっているか?、4工程目ではどうか?、5工程目では?、・・・と順を追って、製品のつくり込みレベルの確認を行う事があります。
弊社の3Dスキャナは持運びができる高精度な3Dスキャナですので、工場内の各工程設備の横にはりついて、製品の出来栄えをすぐに確認する事ができます。
いちいち品質検査室まで製品を運搬してから検査し、結果を現場へ伝える為に工場へまた戻って来なければならないという煩わしさがありません。

pixta_8171958_L2

5.設計CADデータとの比較

この比較は、通常の品質検査で一番多い活用方法です。
プレスで成形されたモノであれば部品の一部が伸ばされて薄くなりますし、最悪、シワや亀裂が発生する場合もあります。
樹脂部品や鋳物品であれば型への材料流し込みの際のゲート位置/数、熱、モノの形状などの影響で製品肉厚が狙い通りにならない場合もあります。
また日々の生産ロットでも品質に微小な差が出てきますので、抜き取り検査も必要でしょう。

カラーマップ

6.CFゲージからの置換え

現状、CFゲージを作成してスケールで各断面内の決められた測定ポイントを計測しているとします。
人が手測で検査するのでどうしても測定者による測定バラツキが発生してしまいますし、断面の測定ができても断面と断面の間はCFがないので測定ができずに全体の傾向を真に捉える事ができません。
そこで3Dスキャナを使用した測定が活きてくるのです。

micro

ひとえに「品質検査」と言ってもその活用術は無限大です。
上述は、ほんの一部の事例です。

弊社では3Dスキャナを使用した品質検査の実績が多数あるのでその経験値は豊富です。
単に3Dスキャナを使用するのではなく、「お困りごとの具現化」をご一緒に考えていきます。
まずは「漠然とした考え」だけでも結構です(むしろその方がご提案内容が広がります)。

お気軽にご連絡下さい。

モビテックへのお問い合わせはこちらから

製品設計・3Dスキャナ・試作品製作・治具製作など各種CADに関する依頼はこちらから

CONTACT

contact

Copyright © 設計・評価・解析に至るまで総合的に手掛ける自動車開発専門のエンジニアリング企業 株式会社モビテック All Rights Reserved.