COLUMN

デジタルエンジニアリングコラム

2020/04/08 3DCAD

デジタルエンジニアリングサービスの紹介(第1回)

弊社では「デジタルエンジニアリングサービス」として、主に4つのサービスを展開しております。
CADモデリング、CAD教育、CADカスタマイズ、3Dスキャン/リバースエンジニアリング サービスです。

この4つのサービスにおいて様々なお客様の要望にお応えする為、CATIA V5、SolidWorks、iCAD 等様々なCADを所有しております。

この度、新たにFusion360(フュージョンスリーシックスティ)が加わりました。
低価格が魅力のCADですが、どんな機能があるの?実務で使えるの?等、気になるお客様も多いのではないでしょうか?
結論的には非常におすすめのCADです。

何がおすすめなのかを実際に使用した感想を踏まえてお伝えしていきたいと思います。
1回ではお伝えしきれませんので3回に渡ってご紹介してまいります。

Fusion360には大きな特徴が2つあります。
第1回目はこの大きな特徴についてご紹介します。

まずは特徴の一つ目です。

Fusion360はクラウドベースのCADとなります。
作成したデータはクラウドへの保存が前提となっており離れたロケーション間でのデータの共有、編集等を行えます。

また、データのバージョン管理機能を備えています。
過去に保存データの履歴が残る為、あの時の検討データを開きたい、顧客に送付した時のデータを見たい等の際に即座に確認できます。
データの管理で悩んでいるお客様には嬉しい機能ではないでしょうか。

しかし、便利な一方でセキュリティ面が気になるところです。
そういった場合はクラウドを使用せず、作成データをローカルに保存することも可能です。
ですが注意が必要です。

それはクラウド上に3Dデータを保存しないと
・3Dとリンクした図面作成ができない
・アセンブリ作成ができない
と、デメリットもありますのでお気を付けください。

次に特徴の二つ目です。

「フォームモード」と呼ばれる直感的に自由曲面を作成できる機能を備えていることです。
通常CADでは寸法を定義しながら形状を作成していきます。
意匠面等の自由曲面の作成となると非常に苦労しますがFusion360ではCG感覚でエッジ、頂点をドラッグして曲面を作成できます。

fusion360_1

以上、第1回はFusion360の大きな特徴についてご紹介しました。
第2回は使用頻度の高いソリッドモデルについて詳しく書いていきます。

弊社では各種CADソフトに対応したCAD教育を行っております。
教育でお困りの際は是非弊社までご連絡ください。
(弊社福岡オフィスでもCADに関するご相談承ります。)

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