2021/07/23 CAD教育 VR・XVL
ニューノーマル時代に合ったCAD教育とは
昨今のコロナ禍により、テレワークや遠隔授業などが急速に普及し、自宅で出来ることがどんどん広がっています。
弊社が提供している技術サービスの中にあるCAD教育についても、リモートでの依頼が増えていますが、元々対面での教育が前提となっていることもあり、リモートでの教育にはむずかしさを感じています。
そういったこともあり、ニューノーマル時代に合ったCAD教育を構築する必要があると考えます。
VRを活用した新たなコミュニケーションの形
新しいコミュニケーションの形として、VRを活用したサービスが注目を浴びています。
アバター同士がバーチャル空間上で交流できるアプリケーションの「VRChat」や「Cluster」などでは、日々イベントが開催され、多くの人がバーチャル空間で交流しています。
ビジネスシーンにおいても、「バーチャルオフィス」と呼ばれるアプリケーションが増えており、バーチャル空間でミーティングやデザインレビューなどが行われています。
教育の現場においても「N高等学校」がVR空間上で授業を受けられるコースを今年からスタートしています。
こういったサービスが実現されていることから、CAD教育もVRでやってみよう!と思い立ちました。
VRで実施するCAD教育
弊社では、CAD教育をVR空間で実施することにより、受講者にとって以下の嬉しさがあると考えています。
バーチャルな世界に「教室」を作り、受講者の方々のアバターに入室してもらいます。
バーチャル空間では対面さながらの感覚で講義を受けることができます!
在宅環境では、何かと集中の妨げになる様なものがたくさんあります。
VRゴーグルを装着し、視界をバーチャルな世界だけにすることで講義に集中することができます!
CADを習得するためには、操作はもちろんのこと、形状を正しく認識することがとても重要なポイントです。
バーチャル空間では参考になる3Dモデルを手に取り、実物と同じような感覚で形状の確認をすることができます!
弊社では、この「バーチャルCAD教育」の実現に向け、今年度から検証を始めていくことに決定しました。
今後も検証の状況など、「バーチャルCAD教育」に関する情報を発信していきますので、気になる方は是非チェックしてください。