COLUMN

デジタルエンジニアリングコラム

2021/12/24 CAD教育 VR・XVL

VR技術を使ったバーチャルCAD教育は実現可能か?実際にやってみました。

バーチャルオフィスアプリを使ってCAD教育ができるか検証してみました!

先日の記事でバーチャルCAD教育なるものを検討していることを紹介させていただきました。

それに引き続き、今回は「バーチャルオフィスアプリを使ってみた」ということで実際にCAD教育ができるのかどうか検証してみたので、その結果と共に今後の方針を書かせていただきます。

バーチャルオフィスアプリとは
バーチャル空間にオフィスを作成し、そこへ従業員がアバターとして入室することができるアプリケーションです。

バーチャルオフィスでは主にバーチャル空間でのミーティングやデザインレビューを実施することを目的にすることが一般的ですが、最近では新入社員の教育やバーチャル展示会、医療現場でのカンファレンスなどにも用いられており、VR・AR問わず様々なデバイスをターゲットにしたアプリケーションが既にたくさんリリースされている状態です。

アバターを介することにより、一般的なリモートワークよりもコミュニケーションが活発になることが効果として期待されています。

vreducation

検証にはOculus Quest2を用いて市販されているバーチャルオフィスアプリを使用しました。

OculusQuest2は圧倒的なシェア率を誇る人気ナンバーワンのVRヘッドマウントディスプレイです。

また、現在市販されているバーチャルオフィスアプリには、PCのリモート操作を可能とするものもあり、バーチャル空間に居ながら自分の端末を操作することも実現することができます。

そういったアプリを活用することにより、例えば自宅に居ながらバーチャル空間を介して自分の会社の端末を操作する、といった新しいリモートワークの形も確立することができます。
※セキュリティ的な課題は諸々あるかと思いますが…

使ってみた感想
実際にアプリケーションを使ってバーチャル会議をしてみたり、自分のPCを操作してみたりしました。

使ってみると、アバター同士で向き合って会話をすることにより普段のTeams等を用いた会議よりも圧倒的に親近感がわきました。

モニター越しでの会議よりも声や雰囲気に温かみの様なものを感じられたことと、自分がその場に参加している感覚を強く感じました。
また、VR空間上からのPC操作は思いのほか快適で、普段仕事で行なっている作業にも問題が無いレベルだったように思います。

ただし、課題もたくさんありました。
例えば、VR空間にいるということは、ヘッドマウントディスプレイを装着することになりますので、手元のキーボードは見えません。

Oculus Quest2ではVRゴーグルをかけた状態でもキーボード入力ができるように、手元のキーボードをVR空間内に3D表示させる機能が試験的ではありますが公開されています。

但し、一般には海外でしか流通していないキーボードにしか対応しておらず、国内で利用する場合は難しい様に感じました。
(そのため上述した問題の無いレベルというのはあくまでキーボードが使えたら、という想定です)

また、会議に参加した相手の画面を共有する場合に、画面更新の遅延が発生してしまったり、アプリケーションの中で個性的なメニュー画面が使われていると、うまく表示できなかったりもしました。

今回の検証を通してわかったこととしては、VR空間におけるCAD教育の実現性や有効性は十分にあることと、それに見合う機能を持ったアプリケーションが現状無いということがわかりました。

今後の活動
弊社では新たなチャレンジの一つとしてこの活動を継続していきます。

その中でVR空間内でのCADの操作教育を可能とするアプリケーションの開発を目指します!
今後も本件について、作成したデモアプリや活動の進捗について発信していきます。

気になる方は是非チェックしてください。

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