前回のコラムではPDM導入によりCADデータの確認が簡単になるとご紹介しました。
今回もPDM導入の効果として、履歴管理機能についてご紹介いたします。

CADデータの管理はバックアップが非常に重要！
皆さんはCADデータを編集する際、誤って上書き保存してしまった経験はございませんか？
一般的なファイルに比べ、CADデータはそういった間違いが起きやすい形式でもあります。
例えば、旧バージョンのCADで作成されたファイルを、上位バージョンのCADで上書きしてしまうとほとんどのCADでは旧バージョンではそのファイルを開けなくなってしまいます。
顧客納品前に上書きしてしまった日には、取り返しのつかないことに・・・

PDMで履歴管理を自動化！
多くのPDM製品では、自動でファイルの履歴を残す機能を有しています。
そのため、万が一の際にも保存されている履歴の状態にファイルを戻すことが可能です。
また、ファイル毎に自動で履歴が残っていくため、アセンブリファイル保存時点の単品ファイルの状態にアクセスすることができ、製品全体での履歴管理ができるようになります。

PDM導入をお考えの際は、是非モビテックにお声掛けください！