2022/04/21 3Dデータ活用
ものづくりに必要なもの「図面」、皆さんはどのようなものを想像するでしょうか?
紙図または2Dデータに寸法、表面処理の指示が…、といった方が多いのではないでしょうか。
2021年9月にデジタル庁が発足し、日本も本腰を入れてデジタルトランスフォーメーション(DX)を取り組みを開始しています。
図面にもDXの波が届いています。
今回お伝えする3D図面とは、3Dデータだけでものづくりを完結するための表現方法です。
簡単に説明すると、紙図や2Dデータで表現していた情報をすべて3D CADで作成した3Dモデルに表現したものです。
「なぜ3Dなのか?」と問われると、答えは「わかりやすいから」です。
紙図や2Dデータから形状を把握するためには、高度な図面読解力が必要でした。
それは、2次元で表現された情報を3次元情報に変換する、さらに該当する図面指示を確認する…といった工程を頭の中で行う必要があります。
対して3D図面ではパソコンの画面に存在する3次元形状に図面指示が直接付与されているので、前述した高度な工程が必要なく誰でも図面指示が理解できます。
例えば、このような感じです。
3D CADで作成した3Dモデルに寸法や公差、記号の指示が直接付与されています。
それを、パソコンの画面上でくるくる回転させながら指示を確認できる3D図面と、2次元の図を頭の中で組み立てる紙図面ではわかりやすさが大きく異なります。
形状が複雑化するほどその差は大きくなるのではないでしょうか。
3D図面のほうがより多くの人に正確に伝えることができると思います。
3D図面とは今までは紙図や2Dデータで表現されていた指示を3Dモデルに直接指示した図面形式です。
3Dモデルに直接指示するためには3Dアノテーションが必要になります。
次回は3Dアノテーションとは何かをお伝えします。