COLUMN

デジタルエンジニアリングコラム

2023/06/30 3Dデータ活用 VR・XVL

ものづくりの指示書を3D化できる『XVL』を使ってみよう

3Dデータ活用シリーズ3回目となります。
ものづくりの指示書を3D化!3Dデータ活用『3D指示書①』
ものづくりの指示書を3D化できる『XVL』って何?3Dデータ活用

今回はXVLを使った3D組立指示書(Excel)の作成方法をご紹介します。
完成形はこのようなイメージです。部品情報や3Dで表現した図をXVLを使用して帳票化することができます。

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まずXVLは3D CADではないので、CATIAやSOLIDWORKS等の3D CADデータを変換して使用します。
3D CADデータを変換する際にデータ容量を1/100程度に軽量化することができます。
また、変換時にはASSY構成やプロパティ情報をそのまま引き継ぐことができるので便利です。

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組立工程の作成
次に、XVLで「組立工程」を作成していきます。
組立工程の作成方法は、まず工程の箱を作成し、CAD構成から部品をドラッグ&ドロップして工程に入れるだけです。
この作業を繰り返していくだけなので、とても簡単ですね。

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組立図の作成
組立工程を作成したら、工程毎に組立図を作成します。
部品を移動し、軌跡線とテキストを作成します。3Dを使用するので形状が把握しやすい図を作成することができます。
テキストは任意の文字を入力することもできますし、3D CADデータから引き継いだプロパティ情報と連携させることもできます。
つまり、設計情報を製造プロセスで活用することができるということです。

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ここまででXVLでの作り込みは完了です。

3D組立指示書(Excel)の作成
次は3D組立指示書のテンプレートを作成します。
3D組立指示書の形式は自由にカスタマイズすることができます。各社の目的に合ったテンプレートを用意します。
XVLデータと3D組立指示書テンプレートが作成できたら、XVLデータから3D組立指示書を作成するのはアイコンをワンクリックするだけです。
プロパティ情報や組立図がテンプレートに沿ってアウトプットされて3D組立指示書の完成です。
もちろん、Excel上に3Dビューを表示して3D形状で確認することも可能です。

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今回で3D組立指示書を作成するまでをご紹介してきました。
次回は作成した3D組立指示書の使い方をご紹介します。
楽しみにお待ちください。

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