2022/11/25 3DCAD
皆さんは、「トップダウン設計」という言葉を聞いたことがありますか?
「トップダウン設計」は一般的な設計の手法を表した言葉で、3D CADを用いた製品設計に深く関わってきます。
今回はこの「トップダウン設計」についてお話ししていきます。
トップダウン設計とは?
「トップダウン設計」とは、製品全体の大きさや各部品のレイアウトを決め、徐々に一つ一つの部品の設計を行っていく手法のことを指します。
ドローンの設計を例に、実際の流れを見てみましょう。
まずはドローン全体の大きさを決め、それを元にプロペラやモーター、本体の位置やサイズを考えていきます。
次に、先ほどの位置やサイズを元に各部品を細かく設計します。
この時、それぞれの部品同士に干渉(ぶつかりやめり込み)がないか、こまめにチェックをしながら進めていきます。
全ての設計が終わったら、最後にもう一度干渉の確認をして、完成です。
これが、「トップダウン設計」による設計の流れになります。
常に全体の状況を見ながら設計することができ、部品同士の関係性を把握しやすいのが特長です。
3D CADを用いて「トップダウン設計」の手法で新規の製品設計を行う際は、SOLIDWORKSがおすすめです!
SOLIDWORKSを用いると、今まで紙に描いていた構想図を簡単に3D CAD上で作成することができます。
また、その構想図そのものや実際の部品を画面上で動かして機構を確認しながら検討することもでき、直感的な設計が可能です。
弊社では、このSOLIDWORKSを用いて「トップダウン設計」の手法を基礎から学べる教育を行っています。
「トップダウン設計」についてもっと詳しく知りたい方や3D CADでの設計手法を学びたい方は、ぜひお声がけください!
また3D CADの導入サポートも行っており、SOLIDWORKS導入後の基本操作やモデル作成の教育も充実しています。
SOLIDWORKSの導入や活用についてお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。
設計手法には、他に「ボトムアップ設計」というものがあります。
「ボトムアップ設計」とは何なのか、「トップダウン設計」と「ボトムアップ設計」はどう違うのかについては、今後順次解説していきます!
お楽しみに!