人を知る・技術ソリューション事業
社員インタビュー
OUR PEOPLE

NV(振動騒音)解析

振動・騒音を解析し
課題特定と品質向上を実現する

SV技術グループ/2016年入社

INDEX

INTERVIEW

電動化が進み新たな部署開設。自ら希望し、新たなキャリアをスタート

新卒で入社したのは、個人から法人まで幅広く提案を行う家具の販売営業職でした。やりがいのある仕事ではあったのですが、子どもが生まれたことをきっかけに生活スタイルが大きく変わり、平日休みの働き方から、より自分に合った働き方へシフトしたいと考えるようになりました。
転職を考える中で、「せっかくなら学生時代に学んだ理系の知識を活かしたい」と思うようになり、技術職を軸に仕事を探していたときに当社と出会いました。

入社後は、オートマチックトランスミッションのトルクコンバータ(※1)の開発部署に配属されました。未経験からのスタートだったため、最初は分からないことも多かったのですが、先輩方に教わりながら、自動車の構造や開発の流れを一つひとつ理解し、少しずつ業務の幅を広げていきました。

自動車業界ではハイブリッド化や電動化が進み、トランスミッションを構成する部品も変化していきました。それに伴い、トルクコンバータの開発領域は縮小していく流れに。そうした中で、同じ部署の上司が新たな取り組みとしてNV(振動・騒音)解析の分野を立ち上げました。それをきっかけに、これまでの経験も活かせる分野だと感じ、自ら異動を希望しました。以来、一貫してNV解析の業務に携わっています。

(※1)トルクコンバータ:エンジンの出力をトランスミッションに伝達、遮断する流体クラッチ、かつエンジントルクを増幅させる動力伝達装置

難易度の高い計算も理解し、最適な解析手法を選択

NV解析の仕事は、「測定」と「解析」の大きく二つに分かれます。
まずは、振動や騒音データの測定です。
測定は自社拠点で行うことが多いですが、自動車の場合は、音を測るためのマイクや振動を測るための加速度計を取り付け、実際にテストコースを走行してデータを取得することもあります。
欲しい音や振動をどこで測ることができるのか、正しく測るためには、製品の構造や物理的な動きを理解しておく必要があります。

次に、取得したデータの解析です。
解析には様々な手法があり、例えばモード解析では部品の振動しやすい周波数や挙動を分析し、伝達経路解析(TPA)ではターゲットの振動に対してどの部位の振動が主な原因になっているのかを分析します。また、周波数解析(FFT解析)では、周波数ごとの振動の強弱を色別に表したカラーマップを見ながら、どの周波数帯で振動が発生しているのかを確認していきます。
こうすることで、複数の要因が組み合わさった波形を分解し、それぞれの要因を個別に調べることができるんです。
この他にも様々な解析手法がありますが、目的に応じて最適な手法を選択する必要があるため、計算の中身を理解しなければなりません。多くの数式を扱うため、覚えることも多く、難易度の高い内容も少なくありません。そのため、数学や物理が得意で好きな方や、振動工学を学ばれた方、探究心を持って取り組める方にとっては、得意分野を活かせるフィールドになると思いますね。また、細かなデータを扱うことが多く、扱う測定機器も繊細なので、几帳面に取り組める方にも向いているかなと。

見えない振動・音を可視化し、課題解決につなげる

NV解析の面白さは、目に見えない現象を計測によって顕在化できるところにあります。
例えば、車速に応じて周波数が変化する要因は、測定結果を見れば、ギヤの歯数やモータの極数などおおよその見当がつきます。要因が見えてきたら、材質や構造の変更提案を行い、対策後に再度測定して波形を比較します。改善が確認できたときは、理論と現象が一致した手応えを感じますね。振動・騒音のプロとして、製品の品質向上や課題解決に直接関われるのも、この仕事のやりがいだと思います。
電動化が進み、これまでエンジン音に隠れていた音が表に出てくるようになったことで振動・騒音対応への需要も増しています。また、振動や騒音は「モノが動く」以上必ず発生する課題です。そのため、自動車の依頼が全体の7〜8割を占めていますが、その他にも工作機械や家電、建設分野など、幅広い業界から必要とされています。

今年完成したばかりの新社屋(MAIT SQUARE(マイト スクエア))には半無響室も設置されましたので、より精度の高い計測が可能になります。できることの幅も広がるため、今からとても楽しみです。

設計部署やデータサイエンス等
他部署との連携により、当社ならでは価値を創造

今後については、新しい解析手法やトレンドも日々進化している分野なので、そうした変化に対応しながら、より的確な提案ができるように研鑽を続けていきたいと考えています。

また、部署としても規模が大きくなってきているので、自分がこれまでに培ってきた技術やノウハウを、後輩にしっかり継承していけるような基盤づくりにも取り組んでいきたいですね。
さらに、当社には自動車基幹ユニットの開発だけでなく、設計コンサルやデータサイエンスの事業もあります。こうした他部署の強みと、私たちのNV解析の技術を掛け合わせることで、当社ならではの価値を提供できるのではないかと感じていますし、これからの可能性にもワクワクしています。

DAILY SCHEDULE

とある1⽇のスケジュール

9:00

出社

メールチェック、1日のスケジュールを確認。

10:00

評価準備

計測器や供試品を用意して、午後に行うデータ測定・評価の準備。

12:00

昼食

執務室でゆっくりお弁当を味わう。

13:00

評価実施

データ測定を実施。取得データに不備が無いかチェック。

17:00

片付け

データ確認後、計測器や供試品の片付けも大切な仕事。

18:00

退社

残業が少ない日は、できるだけ早く帰って家族サービス。

OUR WORKS

仕事を知る

OTHER INTERVIEWS

その他の社員インタビュー

「インタビュー」⼀覧へ戻る

ENTRY &
CONTACT

エンジニアとして、
未来を創る側へ。

あなたの可能性を広げる
フィールドがここにあります。
選考に関するご質問や、会社・仕事に
ついてのご相談もお気軽にどうぞ。