人を知る・技術ソリューション事業
社員インタビュー
OUR PEOPLE

評価マネジメント

誰が、どこで、どう使っても揺るがない品質を
――市場への扉を開く評価の仕事

実験解析グループ/2011年入社

INDEX

INTERVIEW

市場に出してもよいか見極める

学生時代は機械工学を専攻しており、兄が自動車業界で働いていたこともあって、自然と自動車業界を志すようになりました。兄は地元・九州で就職しましたが、私は一度地元を離れて挑戦したいという思いがあり、勤務地を限定せずに就職活動を行いました。ただ一つだけこだわったのが、「必ず自動車の開発に携われること」。その条件を満たす会社を探す中で出会ったのがモビテックです。そして、新卒で入社してから15年以上経ちましたが、一貫して開発評価業務に携わっています。

私が担うパワートレインの評価スタッフ職は、開発製品の品質と信頼性を検証し、市場に出しても良いか最終的な判断を担うポジションです。設計部署が設計した試作品に対し、私たちは試験計画の立案から結果の考察までを担当します。
部品単体では問題がなくても、組み合わせることで初めて顕在化する不具合もあるため、部品単体の評価だけでなく、ユニット全体での性能評価も実施します。

私自身は、主に海外仕向地をメインとする評価を担当してきましたが、仕向地となる国や地域によって、気温や路面環境、法定速度といった環境条件はもちろん、車の使われ方も異なります。そうした違いを踏まえ、どの環境を想定し、どの条件で、どのような試験を行い、どの程度の負荷をかけて確認するのか等、その試験条件を設計し、製品評価全体をマネジメントしていくことが評価スタッフの重要な役割です。
試験条件を考える上で、各部品設計者と打ち合わせを行い、設計の意図を理解し、評価条件をすり合わせながら試験計画を策定していきます。実際に試験環境を準備するメカニックのチームへ試験依頼をした後は、試験状況や進行を管理する立場を担います。試験後は試験結果を整理・分析し、合否判断を行います。不具合が発生した場合には、その原因を考察し、対策の方向性まで踏み込んで設計部署へフィードバックします。必要に応じて、試験に用いる治具の設計を行うこともありますよ。

「違和感」を見逃さない

評価は単なる確認作業ではなく、設計に対して根拠をもって意見を返し、製品をより良い状態へと作り込んでいく仕事です。試験結果をもとに、不具合原因の考察をたてていきますが、有識者や専門分野の異なるメンバーと議論を重ね、根拠を積み上げて結論を導きます。

そして、入社から一貫して評価を担っているからこそ、ノウハウも蓄積されてきます。試験結果が規定値を満たしていても、経験則から「違和感」を感じることがあります。こうした少しでも気になる点があれば立ち止まり、このまま市場に出して問題がないかを改めて結果を確認する。私たちの仕事は、世に出る前の最後の砦となるポジションだからこそ、そうした姿勢を大切にしています。

自動車業界は、変革期と言われていますが、私自身は変化を特別視してはいません。特別視することで、先入観や苦手意識が生まれてしまうこともあると思います。社会人として、エンジニアとして、新しい技術や環境に向き合うのは当然のこと。だからこそ、日々知識をアップデートし続けることには貪欲に向き合っています。何年たっても勉強の日々ですね。

広がる領域と、次の世代へ

これまではオートマチックトランスミッションの評価が中心でしたが、近年は電動化ユニットの評価にも対応しています。従来のやり方だけでは正しい結論にたどり着けない場面も増え、MATLAB/Simulinkを用いたモデルベース開発(MBD)評価を取り入れるなど、従来の実機評価とソフトウェア評価を融合し、システム全体としての性能や効率性を検証しています。

評価の仕事は、考え続ける仕事です。変化する製品と市場環境に向き合いながら、今後もより確かな判断を積み重ねていきたいと思っています。
最後に、現在は様々な経歴をもった若手メンバーが活躍してくれています。

多様性を活かせる取り組みや何でも挑戦しやすい環境を整えつつも、モビテックが培ってきた技術力を次の世代に伝承することを怠らず、さらには10年後を見据えた働き方の改革にも取り組んでいくことが、これからの私の役割だと考えています。

DAILY SCHEDULE

とある1⽇のスケジュール

9:00

出社・メールチェック

9:30

問い合わせ対応・打合せ

午前はメールの対応や打合せを複数こなす。
チームメンバーとのコミュニケーションもなるべく早めの時間に。

12:30

昼食

13:30

評価業務

評価結果のまとめや設計部門へのフィードバック。
問題があれば試験現場に直接行って詳細確認することも。

19:00

退社

繁忙期もあるが、帰れるときは帰るがモットー。

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