COLUMN

NV(振動・騒音)解析

2022/09/30 NV事業

ハンマリング試験時の拘束条件違いの検証

弊社ではNVの課題に対してハンマリング試験で課題となる周波数とモードを特定し、対策方法の提案をしています。

対象物のXYZ方向の動きを再現するため、吊り下げやスポンジ置きの測定条件がありますが、吊り下げ条件が固有振動数とモードをより正確に再現出来ると判断し実施しています。
一方、対象物の形状等によって吊り下げができない場合はスポンジ置き条件で実施する場合もあります。
(例:対象物が重い、対象物をひっかけられる箇所がないなど)

今回、拘束条件(吊り下げ条件やスポンジ置き条件)を変えてハンマリング試験を実施し、固有振動数とモードに差がないことを検証しました。

【測定条件】
拘束条件:①吊り下げ ②スポンジ置き
応答点:振動ピック10点
加振点:1か所

NV26_1_1NV26_2_1
※スポンジはウレタンフォームを使用     
※吊り下げはゴムを使用

【測定結果】
 青:吊り下げ 赤:スポンジ置き
NV26_3

※波形の確認方法は「ハンマリング試験事例:簡易形状モデルの実験モーダル解析」をご確認ください。

今回のハンマリング試験結果は吊り下げ条件とスポンジ置き条件で固有振動数とモードは高い精度で一致していることから、吊り下げ条件で試験ができない場合、スポンジ置き条件でも試験が可能という判断をすることができますが、対象物の形状や質量によってスポンジやゴムの剛性に注意する必要があります。

弊社では、様々な形状や重さの製品をハンマリング評価した実績がありますので、「ハンマリング試験をしてみたいけど、やり方がわからない」や「この拘束条件でハンマリング試験を実施してほしい」などありましたら、お気軽にご相談ください。

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