2022/09/02 NV事業
前回は、What if 解析のご紹介や実働時のターゲット振動(グラフ①)が目標値を超えた要因として、経路Bの伝達関数(グラフ②)であることを確認しました。
前回の記事:伝達経路解析に関する事例紹介 ~What if解析とは①~
今回はWhat if解析を用いてトータル振動が目標値を満たすことが出来る伝達関数を確認していきます。
実機での形状変更や制振材追加などの対策を想定し、ピーク値を下げる計算手法を用いて目標値を満足する伝達関数を求めました。(グラフ③ 青実線)
変更した伝達関数を用いたWhat if解析を行うと経路Bの寄与が下がり(グラフ④)、トータル振動も目標値を満足したことが分かります。(グラフ⑤)

※トータルは経路A、B、Cの振動を合算した振動になります。
理論上、伝達経路解析(TPA)で求めたトータル振動は実働時のターゲット振動と一致するため、実機でも同様の効果が見込めます。
この様に伝達経路解析(TPA)結果に対し、What if解析を用いることで対策品を作製する際の満たすべき性能を検討することができます。
「対策品を作製したいが、目標値がわからない」「仕様変更による影響を確認したい」「振動や騒音の要因調査を行いたい」などありましたらお気軽にご相談ください。