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2021/04/29 NV事業

車両振動騒音特性調査の実施内容について

今回は車両振動騒音特性調査の実施内容について概要を紹介したいと思います。

車両振動騒音特性調査では車両の振動騒音発生の要因を調査しています。
振動騒音は伝達力または伝達関数が要因で発生するため、伝達関数を調査するハンマリング試験や音響加振試験を同時におこない、下図のような解析を実施します。

NV10_1

①走行性能線図
走行性能線図は実走行時の車速とエンジン回転数を比較することでトランスミッションの使い方を示した図になります。
一定のスロットル開度以上で制御が変化するトランスミッションもあるため、車両の走行性能を確認するためには複数の条件で走行する必要があります。

NV10_2

②ドライブシャフトトルク
パワープラントが原因で発生する振動騒音はマウントを伝達して伝わる振動とドライブシャフトなどの回転物のトルク変動として伝わる振動の2種類があります。
ドライブシャフトのトルクを測定することで振動騒音の発生源の絞り込みが可能です。

③次数解析
エンジンやギヤなどの回転物が原因で振動騒音が発生する場合、回転数に依存した周波数で振動騒音が発生します。
FFTで求められた全周波数の測定データの中から各現象の次数成分を切り出すことで、回転物によって発生している振動騒音の大きさを確認することができます。

④伝達経路解析
2020年12月25日に紹介した伝達経路解析を活用し、問題となる振動の伝達部位を特定することで、効率的な車両の振動対策を可能にします。

⑤伝達関数
加振試験を行うことで伝達経路解析に必要な伝達関数の測定を行うことが可能です。
今年度は自社設備として音響加振器を導入し、音響加振による空気伝搬の伝達関数測定といったより多様な試験に対応できるようになりました。

お客様のご要望によって計測内容を変更することもできます。
今回記載していない内容でも測定を行える場合もありますので、お気軽にご相談ください。

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