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TOMOKO
NAKATA

中田 智子

電装技術部 第1W/Hグループ
2007年 中途入社

整備士から設計者の道へ

前職はカーディーラーの自動車整備士として4年間働いていました。私自身はエンジニアとして働き続けたいと思っていましたが、将来的に営業を担当して欲しいと打診を受け、エンジニアとして働き続けることができる会社に転職しようと決意しました。
モビテックは人材紹介会社の求人票を見て応募しました。最初は整備士の経験を直接活かすことができる実験評価メカニックを希望していたのですが、選考中にワイヤーハーネス(以下W/H)の設計をしてみないか?と声をかけていただきました。W/Hの設計は、車両全体を見ながら設計を行っていくため、自動車部品の名称や構造、機能など、自動車に関するさまざま知識が必要になります。自動車整備で培った知識や経験を活かすことができると感じましたし、設計にも興味があったため、挑戦してみたいと思いモビテックに入社しました。

車両全体の回路を成立させる仕事

現在は、第1W/Hグループの主任として、W/Hの回路設計に携わっています。
W/Hの回路設計業務は、“車両全体の回路を成立させる”仕事です。車両仕様書によって設定された、エンジン、カーナビ、エアコン、ヘッドライトなど、車両全体の電気・電子部品を担当する部署から要求される電流値・抵抗値及び詳細条件などが記載された配線仕様書(コネクタ図、システム図)を確認します。各システムを担当する部署からのシステム図は周辺機器までの情報となります。様々な部署から集まってきた配線仕様書をもとに、車両に搭載されたリレーやFUSEなどの電気部品、ECUやセンサー類の電子部品を電気的に繋ぎ合わせ、車両全体の回路を成立させていきます。W/Hは人間に例えると“血管”や“神経”に相当すると言われています。すなわち、W/Hの回路設計は車両全体の回路を成立させ、車両全体を正常に動かす仕事と言えます。責任もやりがいもある仕事だと感じています。

車両全体の安全性を確保することも回路設計者の大切な仕事の一つです。
車の電源であるバッテリーから、R/B(リレー&FUSEブロック)やJ/B(ジャンクションブロック)内で電源分配された電流を確認し、接続先を選定します。接続先の選定を誤ると、電気・電子部品が正常に作動しなかったり、過電流になれば、発火に繋がる可能性もあります。一つのミスも許されない、正確さが求められる仕事です。
最終的なアウトプットとなる図面については、回路専用CADを使用し作成します。車載システム単位にまとめた配線図、電気・電子部品を接続する図面やW/H同士を繋げるコネクタ図の作成を行います。W/Hは手作業で作られるため、製造要件を理解し、製造現場が作りやすい設計を行うことも重要です。例えば、同じ色の電線を隣り合わせにしないようコネクタに接続するなどして、製造しやすい製品図面にするようにしています。

この仕事のやりがいは、なんといっても車両全体を見ながら設計ができること。世の中に発表される前の、最先端技術や車載システムを知ることができる点がとても面白いです。自動車整備で培った経験や知識も活きていると感じます。私が設計に携わったW/Hが車に搭載され、世界中を走っている姿を見るのは、心から嬉しいですし、大きなやりがいにつながっています。

プライベートを楽しむことができるから仕事も頑張れる

上司や先輩との距離が近いため、相談もしやすく働きやすい職場です。社員旅行や全社バーベキュー大会、ソフトボール大会、同好会などの社内イベントを通じて、日頃接点の少ないメンバーとの交流や情報共有を図れるところも魅力の一つだと思います。休日出勤などもほとんどないため、仕事とプライベートのバランスを上手に取ることができ、気持ちに余裕が生まれて、仕事にも意欲的に取り組めています。

後輩技術者の育成や社内の情報共有に力を入れていきたい

入社してから今まで、一貫してW/Hの回路設計に携わってきました。技術者として専門性の高い技術力を磨くことができていると感じています。より責任がある仕事を任されるようになり、技術者としての自信がついてきたからこそ、今後は後輩に対する技術指導や人材育成に力を入れていきたいと思っています。現在は私のもとに2人の後輩エンジニアがいます。少しでも早く私と同じレベルまで後輩の技術レベルを引き上げることで、組織としてより高いアウトプットを出していくことができます。「モビテックに任せれば安心」と顧客に言っていただけるように、私自身も現状に満足することなく後輩たちと共に切磋琢磨し、成長していくつもりです。

また、私の所属している電装技術部のメンバーはW/Hの経路設計、回路設計、開発、部品設計を担当しています。顧客や担当する車両もさまざまです。そこはエンジニアリング企業ならではの強みだと感じています。さまざまな顧客や車両のノウハウを集約し、共有することで、モビテック全体の技術力向上に繋がります。そのためには、社員同士のコミュニケーションや情報共有が重要です。昨年から定期的にメンバーがコミュニケーションをとることができる場を設け、情報共有強化を図っています。今後も社内の連携強化を図り、同じベクトルで社員が一丸となって業務に取り組める環境を作っていきたいです。

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心に決めていた車に関わる仕事

芳原 利典 駆動技術部 評価グループ 2011年 新卒入社

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