車の全体を見渡せる、この仕事の面白さを継承していく。

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配属後、OJT研修で関わる先輩・後輩エンジニア対談として、ワイヤーハーネスの回路設計を担当するお二人にインタビュー。配属後の働き方をイメージしていただける内容になっています。

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K.R.
電装技術部
2014年入社/新卒
I.M.
電装技術部
2019年入社/新卒

設計の道は長く険しい。まずは一歩ずつ前に進んでほしい。

――最初にお二人の仕事内容を教えてください。

K.R.(先輩):私たちの担当は、ワイヤーハーネスの回路設計です。ワイヤーハーネスは車両に搭載される電気・電子部品同士を繋げる、部品へ電源を供給する役割があります。他部署から発行される各部品間の接続情報、消費電流等が記載された仕様書を基に、ワイヤーハーネス図面を作成します。仕様書を見て、部品に対してどのように電源を分配するのか、どの太さの電線を使うのかといった細かい部分まで決めていきます。

大体半年くらいかけて図面を作成し、試作車をつくっては、試作車で発生した課題を図面に反映させてを繰り返す。各フェーズ1年程で、プロジェクトとしては4、5年くらいかけて、製品が完成します。

I.M.(後輩):電装技術部に配属になってから、先程K.R.さんが話した設計の一連の流れを一緒に手を動かしながら教えていただきました。ミスをしてしまったこともあったのですが、そんなときにどう処理をしなければいけないのかも学ばせていただきました。

K.R.(先輩):早いうちから、ミスの後処理を学べたのは良かったね。

I.M.(後輩):はい。と言っても、私はまだ経験が浅く、実際の処理はK.R.さんにやっていただきました。

K.R.(先輩):調整には経験が必要だから、気にすることではないよ。
ワイヤーハーネス設計のメインは調整業務。この部品を避けて配線してほしいとか、他部署と折衝する機会が非常に多いのですが、そこの調整にはやはり経験も必要となってくるので。I.M.さんにはまず、設計者として手を動かす仕事をメインでやってもらって、少しずつ経験を積む中で、業務の幅を広げていってもらえたらと考えています。

パズルのようにロジカルに考える楽しさ。

――この仕事の面白さは、どんなところにありますか?

K.R.(先輩):図面って人が作っているので、どこかで不整合があったりするんです。その不整合箇所をなくしていくのはパズルのようにも感じます。ワイヤーハーネス設計は自動車に実装される全システムを把握しながら設計する必要があります。だから、全体的に見ることで、システム間の不整合を正すとともに、システムを正常に作動させるために、配線要件を満たしながら、車両として最適な電線構成を考えます。

まさにパズルのようにロジカルに考えながら条件をクリアしていくのです。その考え方や、要件を満たして最適な図面を作成した時の達成感はとてもやりがいを感じます。

I.M.(後輩):最新のシステムなど、今市販されている自動車にはついていないような新システムを先取りで知ることができるのは、この仕事の楽しいところです。なんだかんだで、そういう時に、自分は理系なんだなと思い知りますね(笑)新しいシステムがどんなものであれ、興味があるし、面白いなと感じます。

――お二人で一緒に仕事をして良かった点は?

K.R.(先輩):最近は手放しで任せられる部分が増えています。I.M.さんが図面を作成できるようになってきたので、その分、私は他の部署との調整業務に時間をかけられるようになってきました。もう2、3年くらいで図面については完全に任せられるのではないかと。これから、さらに任せられる範囲が広がっていくと感じています。

I.M.(後輩):K.R.さんがフランクな方なので、何でも聞きやすくて本当に良かったです。

――I.M.さんは、聞き方について意識していることはありますか?

I.M.(後輩):最近は質問するときに、なるべく順序立てて質問しようと意識しています。最初のころは聞きたいことの結論だけを伝えていて、どうしてそうなったのかを聞かれることがありました。だから、今はなぜその質問をしているのか分かりやすく説明するように心掛けています。

K.R.(先輩):そうですね。確かに質問の意図が分かりやすくなっているなと感じます。最初のころは何が分からないのか分っていないので、質問内容や意図がよく分からないことが多かったです。なので、何が分からないのかを一緒に整理して、聞きたい質問を理解させることを意識していました。そういうやり取りも、最近は無くなりましたね。

モビテックならではの仕事を極め、発展させていく。

――これから、I.M.さんにどう成長していってもらいたいですか?

K.R.(先輩):車両の試作から世に出るまでの設計サイクルを経験して、どの時期に何をやらなければいけないかを理解して動けるようになってほしいと思います。モビテックには、一車両分、全部を任せてもらえる環境があるので、他では学ぶことができないスキルやノウハウが身に付くはずですから。

――お二人は今後、どんなエンジニアになっていきたいですか?

I.M.(後輩):まずは一車両分すべてのフェーズを体験して、一人でこなせるようになっていきたいです。だいたい4、5年くらいで一つのサイクルが回っていくので、まずはそこから。いずれは、K.R.さんのように調整業務もメインで任せてもらえるようになりたいと思います。

K.R.(先輩):私は、まだ形にはなっていないのですが、モビテックならではの付加価値をつけられる業務姿勢を築きたいと思っています。ワイヤーハーネスは自動車の中にいくつもあるのですが、部分部分でメーカーが異なっていて。そこのメーカー同士で上手く折り合いがつかないことがあるんです。そこを調整できるのが、第三者であるモビテック。私たちのような立場だからできることって、他にもあるんじゃないかと思い始めたんです。既存の業務も滞りなく進めながら、そんな新しいことにも挑戦していけたらと考えています。

Profile

K.R.
電装技術部
2014年入社/新卒
大学の専攻は数学科で、教師になる道もあったが企業に就職することを選択。開発とは無縁だったが、当時のモビテックの人事担当と意気投合し入社。現在は、ワイヤーハーネスの回路設計を担当する。
I.M.
電装技術部
2019年入社/新卒
大学の専攻は電気情報。開発の仕事に絞って就職活動をするなかで、モビテックなら必ず自動車関連の開発の仕事に携わることができると聞いて、入社。現在は、ワイヤーハーネスの回路設計を担当する。