安心のカーライフは、 品質改善によって支えられている。

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パワートレインの開発に10年以上携わり、担当領域を極めてきたスペシャリスト:K.Y.さんにインタビュー。開発エピソードや仕事のやりがい、今後の目標についてお話頂きました。

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K.Y.
駆動技術部
2008年入社/新卒

メカメカしさに魅了。自分がつくる側になりたい。

昔から無類の車好きなんですが、中でも、トランスミッションのギアが噛み合う、変速するといった複雑な機構、メカメカしさに魅力を感じていました。だからこそ、大学時代からパワートレイン、その中でもトランスミッションの設計がしたいという強い想いがあって、希望が叶うモビテックに入社したんです。入社後は、主に、ギアトレインの品質改善業務に携わってきました。

品質改善は、一言でいえば、既存製品をより良くしていく業務です。問題となる事象に対して、原理原則に基づいて、なぜ起こっているのかを紐解いていきます。担当しているギアトレイン以外の部品との兼ね合いなども含めて、問題を深く掘り下げることが必要です。自分だけでは視野が狭くなるため、有識者や似た事象を経験した設計者と意見交換を行い、要因解析や対策を立案します。複数の要因が複雑に絡み合っていることが多く、洗い出したけど、なかなか要因が見つからない。モノを見ながら幾度と考えを巡らせる。解決までに1、2 年かかることもあります。答えがなかなか見つからず、大変だと感じることもありましたが、より良くしていく業務にはやりがいを感じますし、関わった機種に対しては愛着も芽生えますね。

自分たちの仕事が通例を変えることも。

私たちの仕事は、設計や評価において新たな基準を設けるという大切な役割も担っています。例えば、自動車は10年から15年という長い期間乗られていますが、同様の期間をかけて耐久試験を行うことはできません。そのため、累積する負荷を計算し、集約した負荷をかける評価を行います。

原理原則や長年蓄積されたノウハウを基に策定された基準で評価しますが、仕様の変化や製品が複雑化する中で、試験内容や基準の変更を必要とする場合があります。その際は、有識者と意見を交えながら、様々な仮説を立てて検証を行い、新たな基準を設けることで品質向上に向けて取り組んでいます。

気が遠くなるような大変な仕事ではありますが、自分の意見が反映されたときには、大きな達成感を味わえます。

周囲に認められても変わらず、貪欲に知見を深めていく。

ギアトレインやクラッチ・ブレーキの分野を長く経験した結果、多くの知識を有していると周囲に認められ、同僚の設計者からよく相談を受けます。また、お客様からも認められていることは、自分で言うのも気恥ずかしいですが、自慢ですね(笑)

今の自分があるのは、憧れの上司の存在が大きかったですね。仕事の進め方も上手く、どんな質問にも答えられる、頼りになる方でした。その領域に近づきたいと考えたことが、自分の成長に繋がったと感じています。質問に対して、「知らない」と答えたくない。だからこそ、疑問に思ったことは積極的に調べ、知見を深めています。また、お客様や上司、同僚に恵まれたことも大きな要因です。壁にぶつかった際、時には支えとなり、フォローをしてもらえたからこそ、前向きに仕事に取り組み続けることができたと感謝しています。

これからは、仕事で得たスキルやノウハウを後輩に引き継いでいくことも自分の役割だと思っています。考え方やスキル、仕事に向き合う姿勢等、良いと思ったことは全て、後輩に伝えていきたい。そして、後輩には、教わったことをブラッシュアップし、同僚と共有してほしいと願っています。

私自身、開発経験は13年になりますが、まだまだ知らないことが沢山あります。今後も貪欲に知見を深め、発信できる情報を増やすことで頼りにされる存在であり続けたいと思っています。

Profile

K.Y.
駆動技術部
2008年入社/新卒
短大で整備士の資格を取得。その後、大学に編入して自動車工学を学ぶ中でトランスミッションに興味を持つ。パワートレインの設計に強みを持つモビテックに惹かれ入社を決意する。