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デジタルエンジニアリングコラム

2024/10/25 3DCAD

SOLIDWORKS:関係式とグローバル変数で3D CADモデルを簡単設計②

前回、SOLIDWORKSの関係式についてご紹介しました。

今回はグローバル変数についてお話ししていきます。

グローバル変数とは?
まずグローバル変数とは、事前にパラメータの数値を登録できる機能です。
例えば「板厚」「R値」など複数のスケッチやフィーチャーで使用するパラメータをグローバル変数として作成します。
今回は板厚:5mm、R値:3mmとしてグローバル変数を登録しました。

Solidworks2_1

複雑な形状になれば、同じパラメータを何度も使う場合があり、入力ミスの可能性も出てきます。

このグローバル変数をスケッチ作成時やフィーチャー定義する際に使用する事で、モデル作成時の数値の誤りや設計変更時の漏れを防げます。

Solidworks2_2

関係式と組み合わせて使うと、汎用性のあるテンプレートモデルを作成することも可能になります。

また、関係式ではフィーチャーやアセンブリの構成部品を抑制または抑制解除を制御することができます。
パラメータの変化によってリブの有無やボルトナットの数を変更することが出来るため、設計の効率化を図る事ができます。

SOLIDWORKSで、関係式やグローバル変数を使った設計の効率化に興味のある方はぜひ一度弊社までご連絡ください。

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