COLUMN

デジタルエンジニアリングコラム

2024/09/27 3DCAD

SOLIDWORKS:関係式とグローバル変数で3D CADモデルを簡単設計①

皆さんは、3D CADでモデリングする際に関係式を使用していますか?

SOLIDWORKSで汎用性の高いモデルを作成する場合、関係式やグローバル変数を用いて設計すると形状の修正が簡単にできます。

今回はこの関係式とグローバル変数についてお話ししていきます。

関係式とは?
まず関係式とは、スケッチやフィーチャーで設定しているパラメータ(寸法や押し出し量等)に数式を設定し、数値を定義する機能の事です。

例えば下図のように2つ穴が空いた板に対して関係式を使ってみます。
板の幅が大きくなると穴のピッチ間距離も長くなる関係式を作成します。

Solidworks1_1

板の幅が60㎜から80㎜に変わると穴のピッチ間距離が30㎜から40mmに変わりました。
これは穴のピッチ間距離=板の幅÷2の関係式を設定しているからです。

Solidworks1_2

この様に関係式の機能を上手く使う事で、設計の自動化や設計変更のミス、漏れを減らす事ができます。
他にもグローバル変数という機能を使うともっと設計の効率化を図る事ができますが、、、それは次回にお話したいと思います。

SOLIDWORKSで、関係式やグローバル変数を使った設計の効率化に興味のある方はぜひ一度弊社までご連絡ください。

モビテックへのお問い合わせはこちらから

製品設計、3Dスキャナ、3Dスキャナ販売、CAD販売、
CADカスタマイズ、NVに関するお問合せはこちら

CONTACT

contact

Copyright © 設計・評価・解析に至るまで総合的に手掛ける自動車開発専門のエンジニアリング企業 株式会社モビテック All Rights Reserved.