2024/06/28 3Dデータ活用
前回からの続きです。
PLMとPDMの導入で気を付けるべきポイントは「目的」です。
PLMは管理対象が広いため、関連部署や連携アプリケーションも多くなります。
大規模導入となる場合が多く、改廃すべきシステムも増え、事前検討すべき情報量が膨大になります。
規模が大きいほど、導入コスト、管理コスト共に高額になっていきます。
そのため、大規模な変革時に選択されることが多く、広範囲における効率化が期待できます。
一方でPDMは管理対象が限定的なので、PLMに比べ低コストで導入可能です。
目的と合致すれば費用対効果も大きくなります。
また、PDMは各CADソフトとセットで扱われることが多いです。
例えばSOLIDWORKS PDMではPDMの画面からSOLIDWORKSの固有機能を呼び出すことができ、相乗効果を得ることができます。
そのため、CADは持っているけどCADのデータ管理が煩雑な場合には、PDMを使用することでデータ整理およびCAD作業における課題も解決できます。
次回はPDMに関して詳しく紹介いたします。
弊社は設計技術サービスを生業としております。PLM、PDMについてお困りの際は是非モビテックにお声がけください。