2024/10/04 3Dスキャン
先回までは、GOM Scan 1にてスキャンするまでの準備をご紹介しました。
今回はGOM Scan1の具体的な活用事例を簡単に、ご紹介いたします。
色々な部品やモノの測定は、接触式の3次元測定器やマイクロメータなど、モノによってはノギスなどにより採寸されるかと思いますが、対象のポイントを1点1点測定するため全体の傾向がつかみづらく、曲面形状や微妙な傾きの測定は苦手となります。
これに対して、3DスキャナーGOM Sacn1は、形状に左右されず、素早く全体の傾向を確認できます。
初めて3Dスキャナの活用または導入検討されている方の参考になれば幸いです。
活用事例【1】
ハンドクラフト(デザイン)されたモノをデータ化し新しい製品を作り出すリバースエンジニアリングです。
①スキャン測定→ ②STLデータ化→ ③CADデータ化(モデリング)→ ④偏差カラーマップ→ ⑤製作に向けてのCADデータ分割(再設計)
活用事例【2】
既に補給部品として販売終了してしまった機械部品の再製および再設計のためのリバースエンジニアリングです。
①複数部品の同時スキャン→ ②STLデータ化→ ③寸法測定→ ④偏差カラーマップ
他にも、GOM Scan1は幾何公差、面積、体積、断面形状の確認など測定が可能です。
今回は、以上になります。
もう少し詳しく聞きたいなど、ご要望等ありましたらお気軽にGOM Scan1体験会へエントリー下さい。
次回もGOM Scan 1のお役立ち情報をご紹介します。
また、弊社ではものづくりのノウハウを活かした3Dスキャンサービス、アフターサポートも充実した3Dスキャナの販売も行っております。
ご用命の際は、ぜひ下記リンクよりご依頼ください。