COLUMN

デジタルエンジニアリングコラム

2024/08/23 3Dスキャン

GOM Scan1のご紹介

【GOM Scan1とは】
GOM Scan1は、光学式3Dスキャナーです。
ステレオカメラの原理により、高精度な3Dデータを提供できるセンサーになります。
軽量コンパクト(約A4サイズ、2.5kg)で、ZEISS INSPECT Optical 3D(GOM Inspect)ソフトウェアにて操作します。

この記事を読めば、GOM Scan1を安心して導入検討できるかと思います。
ぜひGOM Scan1に興味のある方は参考にしてみてください。
※機器の仕様ソフトウェアのバージョンにより異なる可能性があります。

3DスキャナGOMScan1は、部品の3Dモデリング、リバースエンジニアリング、部品検査、3Dプリンティングを行うためにPCへ3Dデータ(stl)として取込む事ができます。

また、CADやメッシュファイルのインポート、位置合わせ、表面偏差(カラーマップ、マッピング)、2D検査、レポートの作成などを行う事ができます。

具体的な活用場面は、
1.現物はあるが古いため図面が残っていない。(図面化したい)
2.金型を追加工をしたため設計図面と変わってしまった。試作品を設計データと比較したい。(違いを確認したい)
3.他社製品をベンチマークしたいが3Dデータがない。
4.表面の形状など傾向をみたい。

3dscan10_1

【GOM Scan1構成部品ご紹介】
200サイズのセンサーレンズを例に必要な部品を並べてみます。

3dscan10_2

①センサーレンズ200
➁200センサーレンズ用_キャリブレーションプレート
➂センサーレンズスタンド
➃ドングルライセンス
⑤接続ケーブル(センサーレンズ、回転テーブルの電源ケーブル2本・PC接続ケーブル2本)
※画像にありませんが専用ノートPCが付属します。
⑥自動回転テーブル(GOM ROT350)※オプション設定

3dscan10_3

⑦トラベルケース※オプション設定
パソコンを除くすべての装置が収納できるトラベルケースです。
キャスターも付いていますので移動も容易です。

3dscan10_4

カメラ固定スタンド、センサー3種類、自動回転テーブル、配線各種、キャリブレーションプレートが収納できます。

以上がGOM Sacn1の基本的な特徴と構成になります。
特に構成の部分は購入前だと、なかなかイメージしにくい部分になると思いますが、参考になりましたでしょうか?

次回以降も、GOM Scan1の取り扱い操作方法などご紹介していきますので、ぜひご参考にしてみてください。

また、弊社ではGOM Scan1の無料操作体験会も実施しておりますので、ご興味がありましたらぜひお気軽にご参加ください。

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さらに、弊社ではものづくりのノウハウを活かした3Dスキャンサービスも実施しております。
ご用命の際は、ぜひ下記リンクよりご依頼ください。

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