COLUMN

デジタルエンジニアリングコラム

2020/03/26 リバースエンジニアリング

3Dスキャンデータの活用術

お客様から「他社製品の容積を調査したい」や「材料費の算出用にワークの表面積を算出したい」といったお声を伺います。
お困りごとをヒアリングさせていただきましたが、現状、かなり苦労されているご様子でした。

幾何学的な寸法で定義できるモノは電卓で簡単に算出できるのですが、自由曲面などのように寸法定義できないモノが世の中には多く、毎回違った形の一品モノである為に工数をかけて算出しているとの事でした。
「3Dの活用の意識」はあるものの、「3DCADを持っていない」、「3DCADは持っているが使えていない」、「3Dをつくる事が難しい」、「3Dの嬉しさがよく分からない」など、様々な理由から現状のやり方を変革できずに、苦しんでおられる企業様もまだまだ多くいらっしゃいます。
「3Dがあれば早いのにな・・」と思う事も、正直多々あります。

今回のお話しも例外ではありません。

容積を測りたいのであれば、3Dスキャンを活用してみて下さい。
3DCADデータは必要ありません。3Dスキャンして、出来上がるSTLデータがあれば、すぐに分かります。

下図は電卓では簡単に算出できない容器の容積を測っています。
容器の板厚は、3Dスキャンして出来たSTLデータをCADデータ化せずに、STLデータのポリゴンのまま板厚をオフセットして新たなSTLデータを作成しています。

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下図は容積以外にも、表面積、重心も合わせて算出しています。
こちらもSTLデータのままで、CADデータ化はしていません。

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見えない板厚を忠実に形状再現したいのであれば、3Dスキャナではなく、CTスキャナが有効です。
CTスキャナは見えない部分もスキャンできます。

ワークの形状の素性を調べたい場合、CADデータがあれば、そのCADデータとSTLデータを重ね合わせて、3D偏差として視覚的に違いを表現させる事も可能です。
門型三次元測定機のように、XYZの座標値だけを表現する事ももちろん可能ですが、「ワークの形状が全体的にどのような傾向で変形しているのか?」を見える化できるので、座標値のみではなかなか判断できなかった「全体の傾向」が一目で分かります。

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気になる所は、断面を作成して測ることも可能です。

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モノづくりの世界では「測れない」、「測れない部位がある」、「測りたいけどどうやって測ったら良いか分からない」など、そういった場面は正直結構あると思います。
「測れないモノは管理できない、測れないモノは良くならない 」です。

我々は3Dのプロです。
是非、弊社にお客様のお困り事を聞かせて下さい。もちろん、福岡でも対応可能です。
課題解決に向けて、一緒に取り組みましょう!。

定期的に「3Dセミナー」、「3DCAD体験会」も行っており、3Dのメリットや活用場面の紹介、実際に3DCADを操作してみるなど行っております。
随時、弊社ホームページで告知しておりますので、ご興味のある方は是非お申込み下さい(参加費は無料です)。

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