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モビテックブログ

2015/08/06 EVバイクプロジェクト

EVバイクプロジェクト~vol.15 最終調整から発送まで~

みなさん、こんにちは。
評価グループの田井中です。
今回は、世界最速を狙うEVバイクプロジェクトにつきまして、最終調整から完成、発送までを紹介します。

Vol.13、14で紹介致しましたシャシダイナモ評価とテストコース評価を実施する中で、いろいろな問題が出てきました。
一番大きかった問題は、2回目のシャシダイナモ評価で発覚した右側のモータからの油漏れでした。



テスト前に床に油が落ちているのを発見し、現像液を使って油漏れ箇所を特定し、シャシダイで漏れる事が分りました。
急遽、車両を分解し、モータの製造元であるイギリスへ空輸し、調査→再組立→検査を実施頂き、再び日本へ空輸して頂きました。2週間というタイトなスケジュール調整をして頂いた、仕入先のオキナヤ様には感謝です。

その後も他の潤滑系統からの油にじみや、モータの再適合などを行い、何とか走れる状態にする事ができました。

シャシダイナモ評価も当初は2回の予定でしたが、最終的には5回も実施する事になりましたが、快く、設備を貸して頂いたブルズアイ様には本当に感謝しております。

そして、いよいよ外装の塗装とステッカーの貼付けが終わって返ってきました。
テストコースで走った、灰色もプロトタイプみたいでかっこいいなーと思っていましたが、色が付くと全然印象が変わりました。
塗装は、ラマニーズ様でベース色の赤、白、黒を塗って頂き、カラーフォース様にて仕上げ&ステッカーの貼付けを行って頂きました。
こちらも限られた時間の中で予想以上の仕上がりに感謝です。
製作の様子はzeezoon様のブログをご覧ください。

ゼッケンNo.は当初3ケタで、「MOBITECのmob」を文字って「306」や30周年記念の「30」で登録申し込みをしていましたが、
空いておらず、困っていたところ、「3なら空いてるよ」と主催者から連絡が有り、1桁が空いているなんて思いもよりませんでしたが、結局、MOBITECの“M”と30周年の3を文字った「3」で登録しました。(ボンネビルでは記録が出た番号は永久欠番として残ります。3番がモビテックの番号として刻まれる事を願います。)

さて、外装が返ってきたので最終組立です。
各部のねじの締付けトルク、油漏れが無いかを確認しながら慎重に組んで行きます。
また、ライダーの水谷さんにも協力して頂きながら、規則に定められた重要箇所のワイヤリングも行って行きます。
車載カメラを固定し、最後にエルボーパットの位置決めをして、遂に完成です!
2011年の夏から零号機を企画し、足掛け4年の歳月を経て一つの区切りを迎えた瞬間であり、長い間の苦労が形になった瞬間でもありました。

その後、知立神社から神主様をお招きし、安全祈願のお祓いを行って頂きました。

7月22日には社内外の関係者向けに車両のお披露目会を実施致しました。
当日は多くの関係会社の方々と社内の方にお越しいただき、激励の言葉を頂きました。

翌23日には港区にある梱包会社へ車両を持ち込みました。
事前に打合せを一回だけさせて頂き、その時のデータを元に特注のスチール製梱包箱を製作頂きました。
梱包作業に立ち会わせて頂いたのですが、丁寧かつスピーディーに車両を梱包頂き、安心して車両を送り出すことが出来ました。

次に会うのは、8/27のアメリカです。少し寂しい気もしますがしばしのお別れです。
こうして、一連の作業が完了し、EVバイクの活動も一段落致しました。

次はいよいよボンネビルでのレース本番です。
日程は、8/29(土)~9/3(木)までの6日間行われます。
場所はアメリカ ユタ州 ボンネビルソルトフラッツです。
今回の出場大会名は、『Bonneville Motorcycle speed trials 2015』になります。

EVバイク世界最速記録樹立を目指して頑張ってきますので、最後まで応援の程、宜しくお願い致します!

(記)評価G 田井中

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