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2015/06/23 EVバイクプロジェクト

EVバイクプロジェクト ~Vol.13 マシン(EV-01)の組立、評価状況について~

皆さんこんにちは、要素開発グループ 奥出です。
今回は世界最速を狙うEVバイクプロジェクトについて、マシン(EV-01)の組立、評価状況を紹介します。

部品が続々と集合しEVバイクの組立が始まりました。
まずはフレームに足回り。そしてモーター、バッテリー、インバータと一気に組立は進みます。マシンが形になっていく様を眺めては、それを肴に一杯やりたい衝動を抑えつつ急ピッチで作業を続けました。一方で、設計工数の都合上、組付作業性の確保は優先順位を下げざるを得なかったため、作業性の悪さに悩まされました。



カウルなどの外装以外は組立を一旦完了させ、シャシダイナモでのベンチテストを行いました。ここでは色々トラブルはあったものの、ベンチ上で300km/h以上の車速(正確にはタイヤの回転数)を記録したので、ひとまず結果には満足です。世界最速EVバイクとしてのポテンシャルは持っていることを確認しました。後は実走行でそれを引き出すことが出来るか、になります。

連日寝る間を惜しんでの作業が続き、いよいよ実走テスト当日。茨城県は城里テストセンターまでやってきました。天気予報通りの雨にも関わらず、このマシンに携わった仕入先の皆様が遠路はるばる集いました。注目度の高さが伝わります。

路面のコンディションはウェットでしたが、一瞬の雨上がりを狙って緊張の1本目がスタートしました。私は1.5km先のゴール地点で待機していたため、走り出しの瞬間は立ち会えませんでしたが、静かに水しぶきを巻き上げながら走る“EV-01”が徐々に近づいてくるのを確認しました。それを見て、私は思わず「走ってる!本当に走ってる!!」と声が出てしまうほど気持ちがこみ上げてきました。その後も2本目、3本目と、ライダーの判断で少しずつ速度を上げていき、4本目で177km/hを記録しました。時間の都合上テストはこの4本で終わってしまいましたが、マシンのポテンシャルとしてはまだ半分も出してないので、妥当な結果(速度)です。細かなデータ取りまでは準備不足のためできませんでしたが、確かな手ごたえを感じました。

まだまだ本番に向けてやることは多いですが、EVバイクとして命が吹き込まれ
生きていることが証明されました。後はレース本番に向けて最終調整をし
良い結果をみなさんに伝えられるよう、ラストスパートを走り切りますので
皆様の応援よろしくお願い致します。

(記)要素開発G 奥出

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