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2015/06/05 研修の足あと

’15 研修の足あと(5月の研修状況)

みなさんこんにちは。人材開発グループ 住です。
5月の研修状況を振り返ってみましょう。

5月に入ると、基礎的な研修から実践的なものが増えてきます。
これまで指導された基本行動や基礎知識を上手く活用して、より業務に近い内容にトライしていくことになります。
また、CAD演習も行われるようになり、いよいよ配属に向けて準備が進んできます。



そんな中、今月のポイントとなる点は『思考力』です。開発の仕事には(他の仕事でもそうですが)『正解』がありません。様々な開発要件や諸条件から、『これがベストだ』という『答え』を自分で構築していくことが必要です。そのためには、なぜその『答え(考え)』に至ったかという『根拠』や『理由』がとても重要になります。

ですが、そこが浅い。なぜそう思ったか、なぜそう言えるか、の根拠が弱く、簡単な突っ込みで答えられなくなるケースがほとんどです。これは、今年に限ったことではなく、近年は常にそのような傾向にあると感じています。

あらゆる情報が簡単に手に入る環境で育った彼らには、疑問と答えが直結するのが当たり前で、『思考する』というプロセスがあまり必要ないのかもしれません。あるいは、なぜこうなるのか?なぜそういえるのか?を日々の生活の中で意識していない(する必要がない)とも言えます。

しかし、技術者には『思考』が必要です。『答え』を作り出すには『根拠』が必要で、『根拠』を作るには『思考』が必要となります。思いつきの『根拠』や人から言われた『根拠』では弱いのです。
そのため、様々な課題を通して、『思考する力』を鍛えるようにしているのですが、なかなか考えられた『根拠』になりません。もちろん、今の時点で、誰にも何も指摘を受けないような『根拠』を作るのは難しいですが、段階を踏んだ思考や、根拠をつくろうとする本人たちの努力(意志)が感じられるようになると良いと思います。

開発業務には非常に多くの人々が関わります。自分がなぜそうしたかを説明できなければ、相手も納得できない。相手が納得できなければ、仕事は進みません。そのためには、明確な根拠とそれを構成する思考力が不可欠です。

これまで続けてきた研修も、配属まであと残り1か月となりました。
指導する側としても、先月の基本行動と同様に、『思考力』や『根拠の構成力』を重点的に鍛え、鋭意指導していきます。

(記)人材開発G 住

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