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2021/09/30 NV事業

エンジン始動時の振動について

今回は内燃機関搭載車で始動時に発生する振動について紹介します。

ガソリンエンジンなどの内燃機関はモーターと異なり、単独で回転を始めることができません。
そのため、エンジンの始動はモーターなどの補助でクランクシャフトを回転させ、安定した爆発が継続して行える回転数まで上げる必要があります。

この際、一時的にエンジンが大きく振動します。
スターターによってクランクシャフトを回転させた場合の振動をクランキング振動と呼び、内燃機関を搭載する車両では必ず発生する振動になります。

今回は停車時にエンジンを始動し、その振動を測定することで現象の確認を行います。
まずエンジン始動時のシートレール振動をオーバーオール値とカラーマップで確認します。

NV15_1

オーバーオール値が増加するタイミングで低周波の振動が発生していることがわかります。
この振動はエンジンでも同様に発生しており、爆発1次と回転1次の周波数周辺で発生していることから、エンジンの回転によって発生したものだと考えられます。

NV15_2

エンジンの始動はハイブリッド車の場合、下図のように走行中でも発生します。

発生条件は走行パターンや電池残量、勾配の有無によって変化するため、運転手が予想できないタイミングで発生することもあり、不快な振動として対策が必要な場合もあります。

NV15_3

弊社では振動騒音の測定に加え、各部品の回転数やトルクなども同時に測定することで、振動騒音の発生原因を推定することができます。
「何が原因で振動が発生しているかわからない」などがありましたら、お気軽にご相談ください。

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